scramble cadenza

技術ネタのガラクタ置き場

kinesis 買って二週間経ちました

イントロ

仕事しだしてから、手首が痛くなってきたので買っちゃいました。 二週間使ってみての感想とか。

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やったこと

キーバインディング変更は以下のとおり。

  • backspace → ⌘
  • delete → alt
  • end → enter
  • home → space
  • 左パイプ(insert) → backspace

です。
左親指のキーバインディング変更が主ですが、なるべく現環境の指使いを維持したままキーをタッチできるように変えたつもり。

指使いって何よ、というと例えば copy する時、どの指でキーをタッチするか、という話です。
私は「 ⌘ + c 」を使う場合が多く、その時は左親指(⌘) + 左人差し指(c) で取ります。
kinesis だと「backspace + c」だと、親指 + 人差し指でキーを自然に押すことができます。

今度も Remap を行うことで、自然とそういう指使いができるように配置しました。
それが一番乗り換えコストが少ないと踏んだからです。

KPT

本来ならば KPT ってこういう時に使うものではない気がするけど、やってみた。
個人的に重要だなと思う部分は強調してあります。

K

  • 手首の痛さ軽減
    • これを一番の目的に買って、それが達成されたのが良い
    • エンターキーを押すとき手首を若干外側に開く癖があり、それをやらなくなったのが大きい。
      • kinesis だと左親指にエンターキーが配置されているから。
  • 案外すぐ慣れる
    • 結構意外
    • 1日目で辿々しいブラインドタッチ。2日目で使用頻度の低いキーの配置を覚える。三日目からはゴリゴリ使えるようになった
    • それに今まで使っていたキーボードが全く使えなくなることもない
      • 案外人間は体で覚えているものだと感心した。
  • 十本の指を全て使っている感がある。
    • しかも使っていくうちに、自然と矯正されていく感がある。
      • 正しい指使いになることで、手首の負担を軽減できる
  • 話のネタになる。
    • 誰しもが突っ込みたくなる(?)
  • 注文後、届いたのが早い
    • 1~2営業日くらいで届いた
    • エクジン様での注文で

P

  • 買う前に実機を触ることが出来なかった
    • そのため、買うのが大冒険だった
      • そしたら売ればいいし、ネタになるかも、という打算はあった
    • ネットで探してみたが実店舗で置いている店はないらしい。
      • 昔は秋葉原で置いていたらしいが...
  • 赤軸にすればよかったかも、と思っているところ
    • 今まで「赤軸ってなんだよ」という人だった
      • 打鍵感まで拘る必要はないかなーと思ったのが、赤軸にしなかった理由。
    • 打鍵すると「スコスコ」音がなる
      • ハッキリ言ってここはイケてない気がする。
  • キーの間に隙間がある
    • ポテチとか絶対入るパターンや...
  • 高い
    • ネタになるとは言っても、3.6 マソ(税込み)
    • それだけの価値があると信じなければ、中々手は出ない。

T

  • 他の有名なキーボードとかも機会があったら触ってみたい
    • キーボードなどには今まで無頓着だったけど、手を出してみることで良い変化があった
    • 更なる境地があるかもしれない

まとめ

改めて「指使い」重要と思いました。というのも、 kinesis がそうデザインされている(?)っぽいからです。
いつの間にか私は「このキーならこの指を使う」というのが固定されてきました

  • 一番凹んでいる真ん中の列のキーは中指
  • 中心の二列は人差し指
  • 外側二列は薬指
  • 一番外側は小指

中指が特に重要で、なるべく動かさないようにすると、本当にすぐ慣れます。簡単です。

手首が痛くなっている方は検討の余地ありかと。
買うと一日だけ人気者になれます。