「学生のうちにやっておくことって何?」って質問
イントロ
新社会人向けの記事が多い中で、敢えて就活生に焦点を当ててみる
技術ネタはなし
立場上学生とよく話をするのだけれど、そこで
「学生のうちにやっておくことって何?」って質問されて、モヤっとした話。
中身
知るかハゲ。ってのが正直なところ。
好きなことしたらいいし、好きなことを「やっちゃダメ」と言われることも少ないと思う。
でもそれだけだとほら、世間的にアレだから、咄嗟に「お金がなくてもできることかなぁ」と学生に伝えた。
何故かと言うと社会人になったらお金がたまり、時間がなくなるからだ。
逆に学生のうちは時間があり、お金がない。
社会人になると時間を金で買うようになる。いい時間を、質の高いサービスを求めるようになる。
お金を払うことによって。
けど学生はそんなことは中々できない。だから工夫をこらす。
俺が体験した例を挙げよう。
冷え冷えペンタくんというゲームがある。ゲーセンにあるやつで、アイスをとるクレーンゲームだ。
しゃぶしゃぶのような形をした台があり、それが時計回りに回転している。しゃぶしゃぶ台の中心に穴があり、そこにアイスをクレーンで掻き出せたら、アイスゲットとなるゲームだ。
中学生くらいの時はずいぶん夢中になった。
どうしてかというと、あのハーゲンダッツがゴロゴロあるからだ。
ハーゲンダッツなんてバカ高いアイス、滅多に買わないし、買ったとしても食べるのが勿体無いくらいだ。
当時の感覚としては、ね。
でも冷え冷えペンタくんは、練習すれば 100 円でハーゲンダッツを取れるのだ。
300 円がたったの 100 円で! すごくね!?
俺は「神だ!」と思ったね。
ハーゲンダッツのために、毎日ウェアハウスに通ってた時代があったくらいだ。
何が言いたいかというと、そういう体験は社会人になったら、中々経験できないということ。
ハーゲンダッツ食いたくなったらさ、普通はさ、コンビニに行って買ってくるでしょ。
大人はね。
けど学生は違う。
百円入れて、全神経を親指に集中させて、タイミングが来たら叩く。
失敗したら、何故タイミングを真剣に考察する。
それだけ 100 円は重かったんだ。
でもね。
これが学生ならではの経験なんだ、と後から思うんですよ。100 円の重み、価値。
ハーゲンダッツが神だと心の底から思えてしまう、感動やその思考が。
え? 中学生の話なんてしてないって?
そんなことはないと思う。大学生でも似たようなことはあるよ、きっと。
今大学生だから気づかないだけで。
まとめると、お金がないから色々考えて、経験するだろうけど、その時に考えたことや行動したことは、やっぱ学生のうちにしか出来ないことなんだ、と思う。
まぁ何だろう。学生のうちにやっておくことって?の答えになってないよね、という話。
というかさー。学生のうちしかできないことなんて、実はほとんど無いんじゃないかな。無理だ、と思い込んでいるだけで。
(気のせい?)
結局時が来たら社会人になるんだからさ、今を考えられるだけ考えて、生きればいい。
禅問答になるけれど「学生のうちにやっておくことは何か?」を考えることも学生のうちしかできないのでは。
きっとそれは学生のうちにやっておくことなのではないだろうか。
結論
長すぎてよくわからないので。
- 「学生のうちにやっておくこと」って特になし。好きに行動したらいいし、好きなだけ考えたらいい
- 社会人になると時間はなくなるので、それを想像できれば自然と行動に繋がるのではないかと思う
- 個人的には「お金がなくてもできること」や「時間がかかること」をやるのがオススメ
- しかし学生のうち(というか若い内に)しか得られない、「感動」や「純粋」は確かに存在する
- それに如何に気づくか
- 具体的な方法論は持ってない
それだけ。
偉そうなこと言っているので、後で黒歴史になるパターン。