好きな事は好きなだけやっていいと思うんだよ、俺がそうだったし
状況
私は20%ルールで残業していた。(G社じゃないけど)
今の時刻は22時。定時を大分オーバーしているけど、まだまだ元気。やれます、私。
同じく残業していた上司。彼はそろそろ帰宅するらしい。
彼が帰ってしまうと、私は会社に残る最後の一人になる。
画面にかじりついていた私を一旦止めて、「俺もう帰るよ」と言った。
「お疲れ様でした」と、スマイルで彼を見送ろうと思い、口を開きかけたその瞬間、彼は続けて問題の言葉を口にしたのである。
「好きな事は好きなだけやっていいと思うんだよ、俺がそうだったし」(ドヤァァァッ)
その言葉を聞いて激おこプンプン丸なわけです。
で、何が言いたいの?
主張は2つあって
- 別にお前に言われんでもわかっとるわ。
- これは仕事なだけで、好きとか好きじゃないとか関係ねーんだよ。
の2つ。
1. について
「好きな事は好きなだけやっていい」は(人に明らかな迷惑をかけなければ)自明なことに思えるんですが。
何言ってるの? 俺の鈍い頭ではよくわからん。
好きな事は好きなだけやってはいけないってどういう場合だ? 教えてくれよ。
仕事だし人に迷惑かけているわけじゃない。それに日々の業務もきっちりこなしている。体調にも気を使っている。
百歩譲って上司が「ダメ」というなら話は別だ。その場合ならきちんと話しあわせていただくけれど。
でも直属の上司でもない、いわば無関係の人に「好きな事は好きなだけやっていい」なんて適当なこと言われる筋合いは無い。
後「俺はこうだった」なんて話、一切聞いてないしどうでもいい。
2. について
確かに俺はこの仕事好きだけど、(仕事が)好きだから今やってるのではなく、仕事だからやっているわけで。
その前提を履き違えると困るのですが。
今は好き嫌いで仕事を選べる立場じゃないし、とにかく手を動かして「学ぶ」「使う」「理解する」「再現性を高める」「いつでも使える」(順不同)にする必要があるわけですよ。
仮にも技術者の端くれになろうとしているので。
これで評価をされるとはこれっぽっちも思ってないけど、報酬面でこういう輩は、成し遂げた成果に報酬を払わない可能性もあるわけで。
「君、好きだからやってるんでしょ? そこは評価して金払う必要ないよね?」
ってね。
考えすぎ?
仕事は仕事。
仕事をして金を頂いているので、最終的には何かしらの還元をお客様や会社やエンドユーザーにして、初めて評価されるべきだと思うのですよ。
だから今やってることはすぐには還元できないだろうと思う。
けど今やってることがきっかけで、できる仕事の範囲と質が上がったら、会社にも貢献できるはずで。
というかそれが目的でこの 20%ルール をやっているわけで。
だからこそ、まるで今やってる仕事を趣味でやっているかのごとく「好きな事は好きなだけやっていいと思うんだよ」と思われるのは違うでしょう、と。
これは仕事だ、という前提がまるで抜け落ちている発言に聞こえるわけで。
なめてんの?何なの?
たった一言の発言で考えすぎなのかもしれないけど。
後「俺はこうだった」なんて話、一切聞いてないしどうでもいい。